チヌのフカセ釣り|初めてハリス選ぶ際に迷う事は？6つの疑問が全て解決

チヌのフカセ釣りのハリスはどんなラインを使ったらいいか？
これから始める時、分からないですよね。
なので、どんなハリスを使えばいいか、その理由と一緒に
書いていきますね。

 

ハリスはフロロカーボンライン1択！

ハリス用、と書かれているラインを選ぶと、自動的にほぼ100％
フロロカーボンラインになります。では、何故ナイロンやPEライン等
他の素材もあるのに、ハリスはフロロカーボンばかり使われているの
でしょうか？その理由を書いていきますね。

 

何故数あるラインの素材の中でフロロカーボンラインなのか？

摩擦に強い

フロロカーボンは他のどの素材よりも「摩擦に強い」素材です。
ハリスは、チヌの口周りでも擦れますし、底の岩やロープ等、
様々な物に当たる可能性が高いです。
なので、「摩擦に強い素材」が使われるのです。

 

ラインに張りがある

フロロカーボンは、どの素材よりもラインの張りがあります。
あまりにもしなやかだと、ラインが潮の流れ等でくしゃくしゃに
なって、自然に餌を漂わせる事が出来なくなるから、
張りのあるラインが選ばれるのです。

 

ラインが重い

ラインの比重が1.78（水が1に対して）と最も重い素材です。
（ナイロン1.14 PE0.98）

ラインの比重が重い事により、仕掛けがなじみやすく、
軽いオモリでもスムーズに沈ませる事が出来るのです。

 

一番チヌに見られにくい

光の屈折率1.42と最も低い素材のラインなので、チヌから見て
一番見破られやすいラインとなります。
（ナイロン1.52、PEは透明でない）

ただ、フロロカーボンでもチヌからははっきりとラインの
存在を認識している様で、屈折率が低くて見えにくいから、
といって、それが釣果に関係しているのかどうかは
分からない所です。

ですが、「チヌから見えにくいから釣れる！」
と思う事が出来る事で、釣り人側のチヌ釣りに対する
モチベーションを保てる事が多いのは確かです。

私も丸見えのラインより、透明に近いラインの方が
見破られにくくて釣れるかも、と思ってしまいます。

 

フロロカーボンであるデメリットは？

フロロカーボンラインのデメリットは、
主に、ラインに張りがありすぎる為、リールの馴染みが悪い
ラインの比重が重い為、飛距離が出ない事、なのですが、
ハリスは道糸の下に結ぶラインです。

これらのデメリットはハリスで使用する限り出てこないので
ハリスでフロロカーボンが使われる限り、ほとんどメリットのみ
享受する事が出来るのです。

 

100ｍ巻のルアー用のフロロカーボンでも大丈夫？

フロロカーボンという素材自体がハリスに適した条件を満たしているので
ルアー用等の100ｍ巻きのフロロカーボンラインを使っても
特に問題はありません。

ただ、ルアー用のフロロカーボンラインはハリスと違い、
このラインだけで、キャストも行う為、ハリス用と書いているフロロカーボンライン
より柔らかく作られています。

なので、より擦れに強いハリスが欲しいなら、ハリス用のラインを
買うとより良いですよ。

 

ハリスは何号がいいのか？

基本的に、道糸の号数によって変わります。
道糸が細いのに、太いハリスを使うとひっかかったりした時、道糸から高切れして、
浮き等を全て無くしてしまうからです。

何号の道糸を使えばいいのか？について詳しい説明はこちらへ

使用する道糸が一般的な号数、1.5号を使うと仮定すれば、
ハリスは1.2号にすればいいですよ。

このくらいのバランスが一番いいです。

 

どんな銘柄か迷った時のオススメハリス

ハリスに使われるフロロカーボンラインはたくさんの種類があります。
基本的に「ハリス用で1.2号」のラインを選べば、何でも好みで選んでくれれば
いいのですが、

どれを選ぶか迷う…との事なら、「シーガーグランドマックス1.2号」
がおすすめです。
シーガーと言えばハリスの老舗ブランドですし、その中でも最高クラスの
ハリスです。実際に私も使っていますが、かなり擦れても粘ってくれるライン
である事は実感しているので、迷った時はシーガーグランドマックスを
買うといいですよ。

 

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