チヌのフカセ釣り最安リール選び|良いドラグ・軽量・軽い巻きでなくても大丈夫な3つの理由

001 - コピー

チヌのフカセ釣りに使うリールですが、基本的に1.5号のラインを75m前後巻ける
スピニングリールならどれを選んでも大丈夫です。あまりに安すぎるリールだと、
すぐ壊れたりするので、000円以上のシマノかダイワのリールを選びましょう。

 

何故リールはなんでもいいのか?

チヌのフカセ釣りにおいてそれほど大事なアイテムではないからです。
ベテランで50センチの年無しや60センチを超える様な巨チヌを狙うなら
話は変わりますが、「まずは釣ってみたい」というチヌのフカセ釣り初心者なら
特に高級なリールは必要ないでしょう。

高級なリールが必要でない理由

スピニングリールはスプールから糸が螺旋状にでていくだけの
仕組で飛んでいくのですが、その仕組はどのスピニングリールでも同じです。

なので、仕掛けの飛距離に関しては2千円のリールでも、5万円のリールでも
ほとんど変わりません。

では、安物のリールと高級リールとでは何が違うのか?というと
それはドラグの滑らかさであり、巻易さであり、軽さである訳です。
でも、それらの機能はチヌのフカセ釣りについては決定的な要素では
ないのです。何故これらの要素がチヌのフカセ釣りにおいて
決定的でないのか?1つずつ説明していきますね。

 

ドラグ性能が高くなくても良い理由とは

チヌのフカセ釣りで使われる竿が基本的に5.3mと非常に
長いからです。

arrow_orange[1]チヌのフカセ釣りの竿について考察はこちらへ

 

何故長いとドラグがあまり必要ないのか?

チヌのフカセ釣りの竿はよくしなります。
それはチヌが首を振りながら引く為で、首を振る衝撃を
緩和する為なんですね。

長い竿がよくしなるとどうなるか?短い竿と比べてみましょう。

チヌ釣り竿 - コピー チヌ釣り竿 - コピー (2)
長くよくしなる竿(抵抗が大きい) 短くてしならない竿(抵抗が少ない)
分かりやすくする為に極端に書きましたが、上のイラストの様に
長くしなやかなチヌのフカセ釣りの竿は水色の矢印の様に大きくまがり、
曲がった分、大きい抵抗になり、ドラグをゆるくしていてもなかなか
ラインが出て行かないですし、竿自体しなやかなので、ドラグをださなくても
長い竿がクッションになって、簡単に切れる事もありません。
だから、あまり良いドラグの必要性が無いのですね。

もちろん、大型とのやりとり等は良いドラグがあるリールがあるに
越した事はないですが、ほとんどの場合、やり取りでなんとかなるレベルです。

巻きやすくなくても大きな問題にならない理由とは

ルアーフィッシングとチヌのフカセ釣りを比べてみる

ルアーフィッシングの場合、ルアーを動かさないと基本的に魚が釣れないので、
投げている時間以外、ほとんどリールを巻き続ける事になります。
しかも、動かし続けている中でリールの巻き心地でルアーの動きを確認したり
場合によっては魚のアタリをリールでとったりするので、リールの巻き心地は
死活問題になります。

チヌのフカセ釣りの場合は、ルアーフィッシングと違い、魚のアタリをとるのは
竿と浮きですし、仕掛けの操作もライン捌きがほとんどなので、リールは余った
ラインを巻き取るくらいの役目です。

チヌのフカセ釣りでリールを巻く動作は少なく、魚のアタリをとる、仕掛けの操作
という大事な操作には直接関係しないので、巻き心地が多少悪くても
大きな支障がでないのです。

それに今のリールは昔と違い優秀で5000円くらいも出したら、普通にくるくる
回せるくらいの回転性能を持っていますよ。

 

軽くないリールでも大丈夫な理由とは

一部のカーボンで出来ている超軽量リール以外は安いリールも高級リールの重さの差は
数十g程しか変わりません。一日中竿を振り続けるフカセ釣りなので、重さは
軽い方が当然いいのですが、それだけの為に数万円も出せませんよね…。
これから十年フカセ釣りを続けるんだ、との事なら軽い高級リールを買うのも
アリですが、初心者がまだ、続けるかも分からない状態なのに、
高級リールを買う必要性は薄いでしょう。

 

リールの種類が多すぎて分からない!というあなたに

5000円くらいのスピニングリールならなんでもいい、と書きましたが、
釣具屋やネットショップをみると、それこそ星の数程のリールが
あり、「どのリールが一番いいの、分からない!」となるかも知れないです。

なので、私のオススメを紹介しますね。
もし、あなたがどんなリールを買えばいいか迷っているなら
参考してもらえれば幸いです。

 

メーカーはシマノで決まり

ダイワとシマノ、高級リールではほとんど同じ性能なのですが、
5000円~1万円クラスのリールだったらシマノのリールの方が
性能が高いです。

シマノは安い機種でも機構自体は高級リールと同じ機構を使っている
から、と思われます。

 

シャロースプールの2500番で決まり

チヌのフカセ釣りではだいたい75mもラインがあれば十分こと足ります。
だいたいの150m巻の道糸を買うと2度使えてお得でもあります。

シャロースプールを選ぶ理由は、同じ糸巻き量のリールと
比べた場合、シャロースプールの方がスプールの直径が大きく、
スプールの直径が大きい程糸がよれにくくなる為です。

 

一番のオススメはエアノスXT2500S

これらの条件を満たしてかつ、安いリールとなると、
「エアノスXT 2500S」になります。
巻けるラインの量も1.5号約80mとドンピシャですし、
安いですが、実使用にはまったく問題ないレベルの性能です。

回転性能もそこそこ高いですし、ドラグもすごく滑らかとは
いえませんが、十分滑らかに機能します。重量は270gちょっと
重めですが、極端に重い訳ではないので、
安くリールを揃えたいのなら、イチオシのリールですよ。

 

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