チヌのフカセ釣り|ガン玉をハリスに打ち過ぎると釣れない?その理由と対処方とは
チヌのフカセ釣りの全遊動釣法でも、
潮が速く動いている時や水深が深い釣り場の場合、
ハリスにたくさんのガン玉を打つ事になります。
全遊動でのガン玉の使い方についてはこちらへ
ですが、どのくらいの重さのガン玉を何個くらい打つのがベストなのか?
基準が分からないですよね?
今回はガン玉の数と重さの基準とその理由について伝えていきますね。
仕掛けが沈まないのでガン玉4を8個付けた事もある
筏で水深20mくらいの釣り場で、潮が速くて、ちっとも仕掛けが
表層に届かなかったので、最大8個までガン玉4を付けて仕掛けを
沈めたのですが、これは正しい選択だったのだろうか?
結果、ガン玉8個も付けるのは間違い
後で、チヌ釣り倶楽部の先輩に聞いてみると、
あまり多くのガン玉を8個も打つのはよくない、との事でした。
だいたい、4個くらいまでに抑えるとの事です。
では、何故ガン玉を打ち過ぎるとよくないのか?
その理由を考えていきましょう。
何故、ガン玉を打ち過ぎるのは良くないのか?
それは、オモリからハリスの長さ、にありました。
いくら0.1~0.5gくらいのオモリでも、針からハリスまでの距離が短いと
オモリの重さでチヌが食い渋る場合があるんですね。
だから、針からオモリまでの距離はできるだけ距離をとった方がいいのです。
ハリスが4mとして、ガン玉を8個打ち込んだら、9等分にガン玉を入れる事になり、
針と針に一番近いオモリの長さが、約44センチしかなくなるのですね。
これがオモリが4個だと、針と針に一番近いオモリの長さが、約80センチと
約倍の長さが確保出来る訳ですね。
オモリの付いていないフリーのハリス部分が長い事により、
チヌが違和感なく餌を食ってくれる、という訳です。
オモリ4個付けても仕掛けが沈まない場合は?
その場合はオモリの重さを変更します。私は普段4(0.2g)のガン玉を
使っているので、3(0.25g)や2(0.35g)を使えばいい訳です。
まとめ
・ガン玉の使う数は4つまで
・4つを超えたら重さを変える
という事ですね。絶対に4個、という訳ではなく、分かりやすい基準として
4つとしています。大事な事は、ガン玉を数多く打ち過ぎると、食い込みしにくくなる、
という事なので、チヌの食い込みも意識しながら、ガン玉を打つようにすると
より、フカセ釣りでチヌが釣れますよ。